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ストレス解消の意味

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 はじめに 「ストレス解消といったって、嫌なことは残ったままなんだから意味が無い」という意見がある。そこで、ストレス解消の意味について、筆者の考えを述べたい。 結論 ストレス解消 = 嫌なことの忘却 ではないか。 よく挙げられるストレス解消の手段として、 没頭 (音楽を聴く、映画を観る等)、 リラックス (湯船に浸かる、良い香りに包まれる等)、 エネルギー発散 (運動する、創作活動をする等)などがある。これらに夢中になることで、その間は嫌なことを忘れていられ、ストレスを感じなくなるというわけだ。 注意点 ⑴ノンストレスでいられるのは 夢中になっている間 に限られる。嫌なことの前後で恒常的  にストレス解消するためには、いかに長くストレス要因を忘れていられるかを考え、それを実行する必要がある。 ⑵早起きや事前準備といった、 嫌なことに付随すること は、忘れないようにせねばならない。 ⑶ 過去の良かったこと をできるだけ長く覚えておくのは、必ずしもストレス解消になるとは限らない。その良かったことがもう叶わないことから、寂しさを感じ、未来の嫌な事が強く意識され得るためである。 おわりに 筆者は現在、嫌なことの前日の夜に、ぐっすり寝られる方法を模索中である(効果に切れ目が無い、リラックス法が良いのではないかと考えている)。 何かおすすめの方法があれば、是非ともご教授願いたい。 夕景

皇統譜の写しの請求

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はじめに 皇統譜は、神代から今上天皇に至るまでの、皇室の系譜である。 この文書は Wikipedia によれば「 行政機関の保有する情報の公開に関する法律 に基づき、宮内庁に請求すれば誰でも閲覧できる」が、その詳細は明らかでない。 そこで当記事では、実際に筆者が大統譜(皇統譜の一。天皇・皇后について記載されている)を宮内庁に請求し、開示を受けるまでを記す。 請求の流れ まず、 宮内庁の詳細ページ で 開示請求書 をダウンロード、印刷する。 次に同ページの記載にしたがってこれを記入、郵送する。 開示請求書の送り方(同封書類の有無・種類など)は、行政機関によって少しずつ異なるため注意が必要である。 なお、今回の郵送先である情報公開室は、ホームページでも、のちのち郵送されてくる封筒でも、一貫して丸括弧囲みで表記されている。そして 組織図 においては記載自体されておらず、やや異質な組織となっている。 開示請求書が無事先方に届くと、必要に応じて 請求内容の確認 の電話がかかってくる。 というのも、請求に当たっては文書の名称およびその中の請求範囲(どのページをどの形式で請求するのか)を明確にせねばならず、そのために確認が行われるのである。 私の場合、「 皇統譜令 (昭和二十二年政令第一号)に基づく皇統譜のうちの大統譜」と書いていたので、その詳細を確認された。 これは電話のあと、さらにメールでのやりとりをして分かったことだが、大統譜は神代~明治天皇の本(「旧譜・皇統譜」と呼ばれる。6つに分冊)と、明治天皇~今上天皇の本(1代1冊)に分割されている。そしてこれらのうちどの本か(今回は全て)、白紙(未記載)ページおよび附録は含めるのか(今回は含める)、開示方法はどうするのか(今回はCD-R複写)を選択する必要があった。 というわけで、請求箇所の特定が完了したら、 請求対象文書特定に係る補正の通知 と、 行政文書開示決定等通知書 が郵送されてくる。 あとは同封されている支払い用の文書に、開示実施手数料分(ありがたいことに開示請求手数料300円分は割り引いてくれる)の 収入印紙 を貼り付け(今回は3,320円+郵便切手140円分)、再び郵送すれば、一週間後には注文の品が届くのである。 おわりに 届いた大統譜はPDF形式で、ディスクにもしっかりと受付番号等が書かれていた。請求内容の確認の時...

国立国会図書館 東京本館 憲政資料室の様子

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はじめに 表題の部屋には、近現代の日本の、主に政治的な資料が保管されている。 そして私の目的は、このうちマイクロフィルムを閲覧することだった。 利用の流れ この部屋は 本館4階 にあり、 教室半分ほどの広さ となっている。 許可証 を持った者のみ入室できるため、初入室の場合は、まず受付で 申請書 を書いて提出する必要がある。 申請書には 研究理由 を書く必要がある  が、国立国会図書館における研究とは、 研究者による研究に限らないため、素直に目的を書いてその末尾に「~の研究」と付ければ良い。 なお、室内では筆記具は 鉛筆と消しゴムのみ 使用が許可されているようなので要注意である(受付にこれらが入った箱も用意されている)。 資料の閲覧をするには、 閲覧申請書 を書き、受付に提出する必要があある。 資料は申請後、直ちに職員の方が持ってきてくれたため、自分の場合特に待つことはなかった。  加えて、はじめてのマイクロフィルム利用だったため、専用の機械(パソコンと接続されている)の使い方を手取り足取りレクチャーまでしていただけた。 フィルムをくるくると回すのがとても楽しい。 複写 もパソコン上から申請可能で、方法は机の上にある手順書に書いてあるので、それを読めば良い(読まなくとも直観的にできるくらいには簡単である)。 複写申請後は、1階の 新館プリントアウトカウンター へ行く。 まず確認窓口へ行って 申請の確定 を行なったのち、隣の発行窓口から 番号 (図書館利用者カードの下数桁)で呼ばれるのを待つ。 呼ばれたら窓口で 料金 を支払い、プリントアウトされた資料を 受け取る 。 おわりに この部屋は、政治資料を扱う関係上、一般に他の専門室よりも利用頻度は低いかもしれない。だからこそ、ここに書いたことを参考にしつつ、必要があれば職員の方に協力してもらって、スムーズな調査をしてもらえれば嬉しい。 公式ホームページ 国立国会図書館 東京本館 正面の様子  

国立国会図書館 東京本館 音楽・映像資料室の様子

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はじめに 表題の部屋には、音楽および映像以外に、楽譜やCD-ROMも多く保管されている。 そして私の目的は、このうち後者を閲覧することだった。 利用の流れ この部屋は 新館1階 にあり、 全面ガラス張り となっている。 部屋から資料を持ち出せないよう、入り口には 検知機 が設置されており、誤って資料を(一時的に)持ち出そうとする人に対しては、 職員の方 が直接止めにかかる。   資料は CD-ROM の場合、事前に NDLオンライン から申し込み、カウンターで ケースのみ 受け取って、職員の方がセットしてくれた パソコン に向かう形となる。   なお、CD-ROMは 一度に最大5枚 申し込むことができる。つまり一度に最大5枚、パソコンでCD-ROMを開くことができる。 私ははじめ、このことを知らなかったため、全部で15枚ほどのCD-ROMを調査するのに、4回ほど申し込みをした。何度も部屋を往復するのが気まずかった。 複写 もパソコン上から申請可能で、方法は机に書いてあるのでそれを読めば良い(読まなくとも直観的にできるくらいには簡単である)。 複写申請後は、同フロアの 新館プリントアウトカウンター へ行く。 まず確認窓口へ行って 申請の確定 を行なったのち、隣の発行窓口から 番号 (図書館利用者カードの下数桁)で呼ばれるのを待つ。 呼ばれたら窓口で 料金 を支払い、プリントアウトされた資料を 受け取る 。 私は申請の確定を行なうことを知らなかったため、1時間もNDLオンラインの変わることない申込状況画面を見つめていた。 なおこの部 屋には、その場で 申請書 を提出して閲覧するタイプの資料もある。申請書には 研究理由 を書く必要がある  が、国立国会図書館における研究とは、 研究者による研究に限らないため、素直に目的を書いてその末尾に「~の研究」と付ければ良い。 おわりに この部屋は、電子資料全般を扱う関係上、一般に他の専門室よりも利用頻度は高いかもしれない。だからこそ、ここに書いたことを参考にしつつ、必要があれば職員に協力してもらって、スムーズな調査をしてもらえれば嬉しい。 公式ホームページ 国立国会図書館 東京本館 正面の様子