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日常系アニメの分類案

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はじめに 拙稿「 自分探しの旅を最速で終える方法 」で、「日常の中の非日常の観察」を人生のテーマとする旨を記した。 そして筆者が好きなアニメでも、これが可能なコンテンツがある。それは一般に「日常系アニメ」と呼ばれている。 ただ、一括りに日常系といっても、その内容にはかなりばらつきがあり、他のジャンル(コメディ・ギャグや恋愛系など)と重複する部分も少なくない。 そこで本稿では、日常系アニメを何種類かに分類し、筆者が真に好んでいるのはどの種類なのかを明らかにしようと思う。 筆者はアニメ視聴歴が浅いため不備が多く、その点ご容赦願いたい。 日常系アニメの定義 主人公の日常生活の一部を切り抜いている。 主人公が特定の目的を持っている場合は、それを達成する過程の日常が描かれている。 ※日常系アニメの定義としてよく挙げられる「ストーリーの薄さ」は、実のところ極めて曖昧で、判別の付けづらいものである。 分類案 舞台 実世界…実在する土地あるいはそれをベースに創作された土地 異世界…上記以外 内容 専門型…特定分野の紹介に重きが置かれている。「ゆるキャン△」「八戸亀ちゃんかんさつにっき」など 共生型…異種族と人間の共生に重きが置かれている。「となりの吸血鬼さん」「小林さんちのメイドラゴン」など 純日常型…上記以外。「ご注文はうさぎですか?」「ぼのぼの」など 混沌型…純日常型のうち混沌を極めたもの。「日常」「ポプテピピック」など 注: ここでいう異種族とは実在しない生物である。 実在する動物や異文化圏出身者との交流は専門型となる。 登場人物全員が人外の場合、異世界舞台の純日常型となる。  過去および未来の実世界は、推測された世界のため、暫定的に異世界とみなす。 目的 登場人物側の利益…成長、人間関係拡大、青春など 視聴者側の利益…登場人物と日常生活の一部を共有することによる興味・理想の具現化、登場人物から異性を排除することによる視聴者の安心感の保証など 「日常の中の非日常」に合致していると考えられる項目 舞台は実世界…非日常を感じるには、自身の暮らす世界を前提とする必要があるため。 内容は共生型…非日常の割合は混沌型>共生型>専門型>純日常型の順に高く、混沌型までいくと、まとまった日常要素が見られないことも多いため。 目的は不問…異種族との共生により発生する...