国立国会図書館 東京本館 音楽・映像資料室の様子

はじめに 表題の部屋には、音楽および映像以外に、楽譜やCD-ROMも多く保管されている。 そして私の目的は、このうち後者を閲覧することだった。 利用の流れ この部屋は 新館1階 にあり、 全面ガラス張り となっている。 部屋から資料を持ち出せないよう、入り口には 検知機 が設置されており、誤って資料を(一時的に)持ち出そうとする人に対しては、 職員の方 が直接止めにかかる。 資料は CD-ROM の場合、事前に NDLオンライン から申し込み、カウンターで ケースのみ 受け取って、職員の方がセットしてくれた パソコン に向かう形となる。 なお、CD-ROMは 一度に最大5枚 申し込むことができる。つまり一度に最大5枚、パソコンでCD-ROMを開くことができる。 私ははじめ、このことを知らなかったため、全部で15枚ほどのCD-ROMを調査するのに、4回ほど申し込みをした。何度も部屋を往復するのが気まずかった。 複写 もパソコン上から申請可能で、方法は机に書いてあるのでそれを読めば良い(読まなくとも直観的にできるくらいには簡単である)。 複写申請後は、同フロアの 新館プリントアウトカウンター へ行く。 まず確認窓口へ行って 申請の確定 を行なったのち、隣の発行窓口から 番号 (図書館利用者カードの下数桁)で呼ばれるのを待つ。 呼ばれたら窓口で 料金 を支払い、プリントアウトされた資料を 受け取る 。 私は申請の確定を行なうことを知らなかったため、1時間もNDLオンラインの変わることない申込状況画面を見つめていた。 なおこの部 屋には、その場で 申請書 を提出して閲覧するタイプの資料もある。申請書には 研究理由 を書く必要がある が、国立国会図書館における研究とは、 研究者による研究に限らないため、素直に目的を書いてその末尾に「~の研究」と付ければ良い。 おわりに この部屋は、電子資料全般を扱う関係上、一般に他の専門室よりも利用頻度は高いかもしれない。だからこそ、ここに書いたことを参考にしつつ、必要があれば職員に協力してもらって、スムーズな調査をしてもらえれば嬉しい。 公式ホームページ 国立国会図書館 東京本館 正面の様子